CASE 診断事例

茨城県の住宅

外壁診断事例

外壁は紫外線・風雨にさらされる過酷な環境であり、地震動による影響も受けます。サッシ周りは、雨水が浸入しやすい部分です。

CASE STUDY 診断にあたり

建物により状況・状態が異なるので、現場に合わせた診断を実施。住宅の外壁には、サイディング・モルタル吹付け・タイル張りなどの仕上げがあります。ホームインスペクション(住宅診断)では、外壁表面・つなぎ目の劣化状態・損傷の状況を確認し、雨水浸入の可能性などを判断します。

CASE STUDY

SOLUTION 解決法

目視だけでなく外壁に触れ、表面の劣化・外壁材の浮きなどを診断していきます。

POINT 確認ポイント

  • モルタル外壁の診断事例
    窓周りの外壁は、ひび割れの多い部分。特に窓上下隅部は雨水が入り込みやすいので注意が必要です。
  • サイディング外壁の診断事例
    エアコンの配管などに使用されている支持金物の撤去痕には、ビス穴が空いたままになっていることがよくあります。これらは、雨水が入る原因につながることも。バルコニー周りも要注意箇所のため、外壁との接続部分や手すり笠木部分がウイークポイントとなります。
  • シーリングの劣化によるひび割れ
    外壁材としてサイディングを使う場合、一般的に材料をつないで使うため継ぎ目が生じます。
    そこに、防水材料として隙間を埋めるために施工するものが、シーリングです。コーキングとも呼びます。シーリングは劣化するとひびが入り、さらに断裂を起こします。そのため防水機能が落ち、外壁の裏側に雨水が入り込む原因になるのです。
    近年の住宅では外壁の裏側に通常通気層があり、入り込んだ雨水はその空間を流れ落ちて外壁下部から排出されます。通気層の奥には下地として透湿防水シートが全面に張ってあるので一応安全策は取られているのですが、外壁の裏側に雨水が入り込むことは決していいことではありません。シーリングにもいくつか種別がありますが、メーカーが推奨しているシーリングの打ち替え目安はおおむね10年となっています。

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