CASE 診断事例

茨城県の住宅

基礎診断事例

建物にとって基礎は要です。地盤の影響も現れやすい部分です。基礎に入ったひび割れなどの損傷から推測できることも多くあります。

CASE STUDY 診断にあたり

基礎は建物にとって重要な部分です。特に床下は通常見ることのない部分なので、必ず確認することをおすすめします。異常がなければ安心して建物を購入できるでしょう。
また、異常があった場合でも対処策を練る・購入を見送るといった判断の大きな要素になります。いずれにしろ、室内の床・壁の傾きの結果と合わせて、総合的な判断をすることになります。

CASE STUDY

SOLUTION 解決法

まずは外部から確認し、その後、なるべく床下に入って内部まで確認。その住宅の構造的な状況を調査します。

POINT 確認ポイント

  • 基礎外部の仕上げ
    外から見える基礎立ち上がり部の仕上げには、次のようなものがあります。

    ●基礎コンクリート素地(化粧枠仕上げもあり)
    ●基礎コンクリート+モルタル塗り
    ●基礎コンクリート+保護塗装

    基礎を診断するには目視だけでなく実際に触れることもあります。素材を調べ、仕上げ材の浮きなどを確認。また、ひび割れがある場合はその幅・深さなどを確認します。
  • 床下の基礎の状態
    床下点検口がある場合、内部から基礎の状態を確認することができます。外部からではわからなかった要素…木部や金物・配管などを確認することで、通常では気がつかない大きな瑕疵・欠陥を発見できることも。特に漏水の痕跡、シロアリの食害や木材腐食の有無は重要な項目です。
  • 基礎の形状を知る
    現在ほとんどの住宅では、床下全面に構造的なコンクリート土間を打設する工法であるベタ基礎が採用されています。しかし、中古住宅の場合ベタ基礎でなく、布基礎が使用されているケースが多くあります。布基礎とは、土台下にのみ立ち上がりコンクリートがある、やや旧式の基礎形状です。基礎の形状を知っておくだけでも、住む際の心構えにつながります。図面が残っていればそれで確認できますが、図面がない場合は床下を確認しましょう。

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